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備忘録

個人的なメモで使っています

なかなか

時間がないという言い訳でメモができていない。世の中の人はすごいな、仕事もしてブログなんかもやって。

小指の甘皮程度の雑用をしながら、小沢真理先生タイム。世の中の評判的には、世界でいちばん優しい音楽>銀のスプーン>その他 のようで、世界で~をめちゃくちゃ楽しみにしていたのだが、個人的な嗜好に合わなかった。私的にはこうだな。

1.苺田さんの話

2.銀のスプーン

3.ニコニコ日記

4.世界でいちばん優しい音楽

4は、挫折してしまって通読できていないのですが。何がダメかって、妙齢の男女愛が直球で描かれている点なんだろう。小沢先生は、いわゆる世間一般の家族から外れてしまった人たちの愛の形を描くのがとても上手で、ここでいう愛は男女間にとどまらず、男同士の友情とか、血がつながっていないのに一緒に暮らしている人とか、とても幅がひろい。そういう、懐が深くて暖かい愛の形に、銀のスプーンで惹かれたのだが、4は、何だかんだ言ってまだ一般的な家族の延長にとどまってしまっているので、読めなかった。恋愛する気も子供産む気もない独身女にとって、ものすごく遠い世界の話なのだ。だって、「世界でいちばん優しい音楽」ってのが男女間のセックスで、その優しい音楽(=愛の営み)から生まれた我が子と母親の物語なんだもん。言いたいことは痛いほどわかるし、話の内容は素敵なんだと思うんだけれども!やっぱり疎外感ひしひしでだんだん読めなくなってしまった。

その点、3は良い。これもある種の親子+恋愛ものなのだが、主人公のケイちゃんは独身だし、子供っつっても知り合いの子供の面倒見てるだけだし、しかもこのケイちゃん、子供か恋愛かどっちを取るの!?って言われたら迷って子供(血が繋がってないあかの他人だぜ)に行くという、すんごーく愛情深い人間で、ニコじゃなくてもケイちゃん大好きとハグしたくなるのである。またニコも健気でかわいい。4ののんのんは割と我儘で現実の子供っぽい~という感じなのだが、ニコはいったい何食ってんだというほど性格ができているのだ。全力で応援したくなるし、疎外感も覚えない。

そして。もうツボったのが1でした。タイトル見て、ちょっとどうなんだろうね?と最初思ったが(すみません)ところがどっこい、名作でした。何でこれもっとメジャーにならないの!!?と思う。

とにかく苺田さん(リナちゃん人形に「憑依」してる宇宙人)のキャラが可愛すぎる。見た目が現実でいうリカちゃん人形なのに、中身はおじさんで関西弁も下ネタもばんばん入るし、しかも宇宙人だから、衣温との間に恋愛関係はぜったいに生まれない。これが重要なのだ。二回言うよ。これ本当に重要!!!

ただの嗜好ですが、この、男女の「やおい」が三度の飯より好きなんですよね。BLだと、女が疎外されてるじゃん、って思ってしまう一方、恋愛漫画になると、どうしてもそこに上下関係というか、男女の立ち位置が完全に平等ってことが難しいわけで。恋愛してもいいんだけど、惚れた腫れたの脆い恋愛じゃなくて、強固な人間関係があったうえでの恋愛が読みたいのである(だから恋愛なくても全然OK)。そ・れ・が!この苺田さんと衣温の間にはきちーんと成立しているのである。小沢先生作品ならではの登場人物がみんな愛おしい節は健在だし。しかもネーミングセンスも抜群にいいし。(小沢先生ってきっと流行に敏感というか、傍観者的な立場でへー今こういうのが流行ってるのねって感じ取っている方なんではなかろうか。。無理なく、その当時の流行りっていうのが漫画に織り込まれている気がするんだなー。)

まぁ、とにかく苺田さんが可愛いからもっと広まればいい。完結してるし。衣温もティラノ先輩もいいし、あとヨンが!ヨンがいい!!斜に構えてるくせにめっちゃいーやつ。

 

話が180度変わるけれど、カスピ海ヨーグルトを作ろうとしたら冬は菌が元気じゃないとかでぜんぜん固まらず、寒いの苦手なんて・・と菌に親近感感じた。湯たんぽ作ってカスピちゃん用の寝床作ってあげたら数時間で固まったし。愛い奴・・!

 

 

素晴らしいの一言に尽きました。軽快なタッチに見えて綿密に計算されているというか、非現実的なのに現実的というか、絶妙なバランスに痺れました。もっと知名度が上がってよいのではないかしら・・?

結構前に一巻だけ読んでやめてしまった経緯があるので偉そうなことは言えないですが、ちらっと読んだだけでは真髄が分からない漫画だなと激しく思いました。「たそがれたかこ」などもですが、通読を熱く熱くオススメしたい。

特に感動したのが人物造詣。幅広い世代&バックグラウンドの登場人物がたくさん登場するのに、みんな地に足がついている。リアリティが物凄くあるのだ。

例えば主人公の律くん。非実在美青年で頭脳明晰(軽~く名門国立大学に合格する)のもちろんMMK(もててもててこまる)、バレンタインには廊下に彼専用のチョコボックスができ、そこにチョコを入れることが「神事」と化しつつあるという、いかにも漫画的設定なのだが、当の律くんは万能感なんてこれっぽっちも持っていない。女の子にさりげない会話をふるのも「こういうの苦手」と落ち込むし、絵は下手くそで凹むし、所属クラブは卓球部のあと囲碁部だし、あと童貞だし。ルックスとは対照的にものすごく地味で平凡なパーソナリティというのがそこはかとない現実感を生み出しているのだ。そんな彼だから、その人望に家族はじめ周囲の人が惹かれるというのも納得、確かにこーいう懐の深い残念なイケメンいたら親近感も抱くし友達になりたいよね、ってうんうん頷く。

あと、個人的に好きなのが斉木(通称:サイキックス)。超こじらせ男子で、コイツの考えめっちゃ分かる・・とつい同族嫌悪しそうになったが、性格は歪んじゃあいるが律の良いところを認めて友達になるとか、こう、頑固なくせに単純で素直というギャップに、第一印象は最悪だけど段々惹かれていって、といつの間にか好きになっていた。好きな作家は中上健次とかあぁぁそういうタイプか!と思わず膝を打ったし。カレー屋のボンボン息子若月くんも、金目当ての女に騙されたりと、ボンボンならではの脇が甘い感があるが、ボンボンならではの人当たりの良さがあって、めっちゃいい奴だし。すべてのキャラが、清濁併せのむ感じ描かれているのだが、欠点もあるが嫌いになれない、もしくは、欠点があるからこそ更に好きになる、のである。本当に絶妙。

というか、キャラの引き出しが本当に多い・・。先日、某女性作家のファンタジー小説を読み、「最近の若い女の子はこんなババくさい喋り方しねぇべ」と突っ込んでしまったのだが、そういう違和感が全くない。作者さん、お世辞にも若くはない年齢と推察するけれど、若い子を描かせてもオバサンを描かせてもリアルなのだ。斉木が中上ファンの一方、律の妹奏ちゃんは三代目Jなんたらが好きだし、守備範囲広すぎるだろともう脱帽なのである(私はどうしてもエグ〇イル系の話は毛嫌いしてしまう・・)

あとこれは全世界に共感してもらえると思うが、ルカくん(律の弟)がかわいい。だんだん自我がでてきて我儘を言ったりするところも、成長したなルカきゅん・・と親戚のおばさん感覚で応援している。本当に素晴らしい漫画。幸せな休日である。

小沢先生の前作も一気買いしてしまった。楽しみ。ほくほく。

女性誌アウェー

極度に人見知りをする私のような人間にとって、女性ファッション誌は美容院にて美容師との会話を防ぐ便利な道具としてお世話になることがあるものの、同時に私は美容に殆ど関心がないため、日常殆ど接することがない代物である。

先日、流石に毎回前髪カット1,000円ばかりお願いするのも気が引けるという小心な理由から、1時間程度女性誌のお世話になる機会があった。施術中眼鏡をはずしたため、極度の近眼である私は手元の雑誌すら覚束ない状態に陥り、内容がぼんやりとしか見えなかったせいかもしれないが、おじさま向けタブロイド誌を寄越してくれた方がよっぽど親和性があった。

その女性誌がターゲットとする年齢層は「around27」と書かれており、正に私の年齢だ!と思うより先に、なぜアラサーと書かず歯にネギが挟まったような記述をするのかと入口でつまずく。確かにアラサーとは、若いと言いにくい年齢にさしかかった女性が自虐にも使用するネガティブな要素がなくはない言葉のため、使用を避けたいという気持ちも分からなくはない。しかし、around27はあまりにも中途半端ではないか、上限と下限がはっきりしないし(たぶん20代の後半戦を指すのだろうが)、そもそも文字数が多くて言いにくい(まだforever21とかcentury21の方が言いやすい)。

また、これは多くの女性誌に共通するが、このデフレ時代に物価が驚くほど高い。可愛いワンピースだなと思って値段を見ると複数人諭吉が必要な事態が多発している。こんな高価な洋服をばんばん揃えられる27歳は、芸能関係者か起業家か、太い金蔓(夫か実家が金持ち、ないしは実父ではないパパがいるなど)を有するごく一部の女性だろうが、そうした女性がわざわざこうした女性誌を買うかとはあまり思えない。

となるとやはり、読者の多くはごくありふれた一般人女性、すなわち私と近しい人間なのだろうが、彼女たちは嬉々としてこの雑誌を読むのかというのが最大の疑問であった。洋服は逆立ちしても買えそうにないので仕方なく芸能人のコラムを読んだのだが、とあるモデルによる読者へのマウンティングに悲鳴を上げそうになった。まずそのモデルは、「最近まで美容に気を使ったことがない」と仰っていたのだが、①美容に気を使わずともハイクオリティを維持できている自慢なのか、はたまた②全然勉強してないと嘯きテストでよい点を取り周囲を出し抜くようなタイプなのか、③と勘繰るこちらの悪意を引き出すことが目的なのか、どれであっても後味がよくない(④無意識、なら一番タチが悪い)。また、彼女は第一人称が「みぃ(仮)」だった。何を言っているかわからないと思うが私も最初は何を指しているのかさっぱり分からなかった。私が小学生のころすでに、ファーストネームを第一人称にすることは幼さか媚びとしてタブー視されていた記憶があるのだが、女性内の暗黙のタブーという土俵に土足で踏み込んでくる空気の読めない人間を、芸能人だから、と読者は逆に崇拝しているのだろうか。もしそうなら、この雑誌は心が宇宙世界なみに広い読者に支えられているだと思う、世の中捨てたものではない。

一方、雑誌編集者側は芸能人たちを心から尊敬していないのでは、と危惧せざるをえない箇所も散見された。天然キャラで通っているある女優について、「『ぽぇー』という謎な言葉を挟みながら」(うろ覚え)と紹介する。もちろん私は、対人関係で奇態を演じたら禁治産者扱いされても仕方がないと思うタイプだが、「この女謎だわ・・」と思ってもオブラートに包んで流し込んでしまうことが編集者には求められるのではないか。購読者でない私が身構えたところでただの杞憂かもしれないが(そうだったら全力で謝る所存)。

コラムにも動揺し(某男性アイドルプロダクション所属の国民的タレントによるコラムは、女性誌に男性を出す意味が分からないという宗教上の理由で読まず)、いよいよ行き場を失いかけたのだが、ユ〇クロの服着回しという庶民に優しいコーナーが用意されているではないかといそいそとページをめくった。しかし、期待に大きく反してそこにあったのは絶望であった。ユニ〇ロの服は最近とてもお洒落で、私はほぼ全身当該ブランドできめているくらい愛用しているのだが、あくまでファストファッションの中で相対的にお洒落というだけである。他のページがウン万円するお高い服でがちがちに固められている中では、数千円で買えてしまう洋服は、いくら可愛いモデルが着たからといってどうしたって安っぽく見えてしまう。ユニク〇を着てセレブのパーティーに出向き惨めな思いをした経験はないが、きっとこんな気持ちになるのではと激しい虚しさに襲われてしまった。スポンサーの一社がファーストリテイリングという大人の事情なら、そりゃビジネスですもん仕方ないですよね、と諦めもつくのだが。やはり人間、同レベルの階層にいた方が刺激はないが心地は良いなとしみじみ感じた。

 

そんなこんなで、ただでさえ美容院は苦手なフィールドであるのに、女性誌を読んで更に打ちのめされるという辛い1時間を過ごした。しかしながら、美容師さんは感じの良い若い男性で、美容院にリュックをしょいこんでノコノコやってくる私にも優しく髪も良い感じに仕上げてくれたので(前髪も後ろ髪もただ真っ直ぐ切ってくださいというオーダーに忠実に切ってくれた)それは大いに救いであった。全力で本音を言おうとしない女性誌に憤ったものの、美容師さんが色々あったであろう本音を言わずに大人の対応をしてくれたから、私のようにぶつくさ文句を言う輩がいても世の中が回るのだ。一番大人にならなければいけないのはほかでもない自分ですね。

改めて

何で「おとなりコンプレックス」がこんなに好きなのか考えてみる(くっそどうでもいいよ!)

・ショタ感を残したつり目の生意気そうな男の子が何よりも好き(記憶をたどると、少年漫画でもアイシールド21のリク君とかハンター×ハンターのキルアとかBLEACH日番谷隊長とかそういうのばっかり好きだった。結局それか…)

・その男の子が好きな女に一生懸命になっているのがいい(女が男の趣味に合わせようと頑張るのが嫌い。現実では女の方がモテテク等々で頑張る傾向にあるから、二次元では男の方が努力しろよって思っているからだな…。)

・女の子がいわゆる「女」っぽくない(男目線を意識していない、一般的な男性受けを内面化していない女の子が好きなんだな)かつ、性格が良い。

この3点が絶妙に配合されているから超絶萌えるんだろうな…。ストーリーの進め方も、テンポ良く、でも重要な描写は外さないしな。

「春の呪い」もラストにかけて失速した感はあったけれど、物凄く先が気になってゼロサム揃えたのは、上の要素に適合していたからなのかもしれない。(もう一つ、わたしが好きな男キャラとして、醬油顔の無愛想無口キャラっていうのもあり、これに合致した…進清十郎とか…。)

う~~~~ん。何てことはないな。。。

東村アキコ作品では、「きせかえユカちゃん」が高校時代物凄く好きだったんだが、真澄くんがユカちゃんにぞっこんなのが本当によかったんだよね。

ユカちゃん、美人でモデル体型なんだけど、自由奔放だし、オバカだし、すぐ笑いに走るから、いわゆる「モテ」とは全く違う。でも、真澄くんは、そのままのユカちゃんが大好きで、そのユカちゃんに従うことを幸せに感じている。

この、女の子がありのままに生きていて、それを好きといってくれる男の子がいる、そういう恋愛漫画が本当に好きである。重要なのは、好きな男に合わせるために女が自分を変えようと過度に思ったり、他人の視線を気にしないこと(但し、「ありのままの私を愛して!」的なワガママ女になることを避けるために、女が、もともと性格良い天然さんである必要が出てくる…)。好きな相手のために、って考えるのは良いけど、自分を曲げる必要は絶対にないし、第三者の視線なんて考えるのはご法度なのだ、私の中で。

…私常日頃どんだけ窮屈なんだっていう。割と自由なつもりなんだけどな。。

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「未来を花束にして」という映画も観た。とてもいい映画なんだってことは良くわかるし、終わった後周りがずびずび泣いてて、感動はするんだろうなと思う。思うんだけれど!どうしても入り込めなかったのが正直な所。

現実世界の女への差別にわたしは立ち向かうバイタリティもなく、何となく事なかれ主義で終わらせてしまうし、デモとか過激行動でしか伝わらないことも世の中にはあるけれど、それで迷惑被る層も確かにいるし…世の中複雑だ…と考えてしまったからかな。

たまに国会議事堂の前通ると団体さんがデモやってらっしゃって、偉いなとか思わなくもないけれど、罵詈雑言をわめいている点は共感できないし、通行者としては迷惑だなーと思っちゃうので、とてもとても難しい。。。

激しい萌え

 

おとなりコンプレックス (1) (クロフネコミックス)

おとなりコンプレックス (1) (クロフネコミックス)

 

 うぉぉぉぉぉ萌えたぁぁぁぁぁ!最高!!

最近はpixivとかネットメディアがとても発達していて、こちらのニッチな欲望にも正確に対応してくれる漫画があるから良い時代だよなぁぁぁ。

どうしてもオリジナルBLを心底好きになれない身にとって、ちょっと趣向が違うNL漫画がたくさんあるのはとても嬉しい。

釣り目で生意気そうな女装男子と、性格が良すぎるボーイッシュ女の子の組み合わせなんて誰が考えたんだ!作者天才だろ!ご祝儀ぎゅうぎゅうにあげたいわ!!

あれか、女に「女らしさ」が求められる恋愛漫画がダメなんだな。。。「僕と彼女の×××」とか、「ニコイチ」とか、いちおうNL(僕彼は厳密にはBL…?)だけどジェンダーが少し変、っていう漫画は最高に萌えるなー!

作者さんのご体調、早く回復して連載再開しないかなー…その分私の体調ちょこっとくらい悪化していいので…風邪ひく程度なら何とか…!

あ~~~しかし真琴もあきらもくっそかわいいなーーーー!

恋愛漫画のジレンマ

ホタルノヒカリSPにハマって全巻買って一気読みしたのだけれど、途中から、あれこれなんか違う感がじわじわ来て……やはり妙齢女子向け恋愛漫画と打ち解けるのは難しいという結論に打ちひしがれている……。

Amazonのレビューに「そうそうそこだよ!」と痛く共感したのだが。そのお方は、「ホタルノヒカリは結婚した女とか独身女とかまぁーいろんな種類の女がそれぞれ幸せそうにしているのがよかったのに、段々みんな「女の幸せ」の方向に収斂してしまう~」的な点で評価を下げていらした。

そうなんだよ!それが男女恋愛漫画の難しい所なんだよぉぉぉ!!

そりゃね。恋愛漫画で男と女の恋愛が成就したらネタ無くなるわけで。ライバル登場させて間を持たせたあとは結婚か妊娠かくらいしか描くことないわけで。

光ちゃんが趣味に走りつつ、大和氏(彼氏)も空手とか自分の趣味を充実させてDINKSで楽しく生活してますー☆彡だとオチないわけで。

……男女恋愛漫画で、めでたく両想いになると急速に面白さがトーンダウンしていくように感じるのはそういうわけなのかなぁとしみじみ思いました。そりゃBLに行くよね。BLならどうにでもなるもんね。

男女の恋愛漫画が好きだけど恋愛漫画のテーマには興味ないという、しごくどうでもいいジレンマに陥り休日がつぶれるという。まぁ楽しいからいいんだけど。

…これを解決してくれるウルトラCはないのだろうか。。。もうSFしかねぇのか。。

まさかの穴

 

 好きなジャンルと全然ちがう漫画に思わずハマってしまった。食わず嫌いよくない。

正直、男女の恋愛の駆け引きにはあまり食指が動かないので(何で男の気持ち考えて悶々とせにゃならんのと思う…)、無印のホタルノヒカリは挫折してしまったのだけれど(主人公の蛍にもあまり好感が持てず…)、SPは主人公の光ちゃんが良い子で可愛い&恋愛漫画の王道?からズレた感じが心地よくて…いやーすごい面白い!

光ちゃん、所謂ジャ〇オタ(ヒャニオタ)で29歳にして恋愛経験皆無、オタ活動を心底楽しんでいる女性なのだが、ひょんなことから取引相手の男の人と仮の恋人として付き合うことになる。この光ちゃん、間違っても恋愛して脱オタ…なんて展開にはならず、恋愛よりオタ活優先、寝ても覚めてもやっぱりオタなのである。

ここ!さりげないけどものっすごく重要な所だと思う。

わたしがどーしても受け入れられないのが(おまえの趣味なんて心底どうでもいいよ…)、恋愛しだすと女が彼氏受けを考えて自分を曲げたり、彼氏の気持ちが別の女にあるんじゃ…?みたいな不毛な考えに時間を費やす所なのだが(じゃあ恋愛漫画読むなって話である)。

この光ちゃん、彼氏にときめきつつやっぱり趣味優先だし(=自分を曲げない)、恋愛絡みのいざこざで若干悶々としても無限ループにハマることもなく、自分のオタ活に置き換えて思考を整理するなんていう客観性もきちんと備えているので、見ててイラッとしない。しかも、仕事ができるし真面目だし、他のオタのことを考えて情報を流してあげちゃう優しさも持ち合わせている。

もう、こんな子いたら、光…抱いてッ!って気分になるわ。しかもそれが処女なんて、処女厨じゃなくてもときめくわい。そりゃ大和氏(仮の彼氏)も本気モードになるよ。

恋愛漫画において、主人公の人間性ってもう三度の飯より重要なんだと認識しました。よしながふみ先生が、ハチクロに対して、「登場人物が、恋愛で悩んでも仕事はきちんとするって所が日本人の共感を掴んだ」(うろ覚え)みたいな話を対談集でされていたけれど、それを凄く理解した。一面を切り取ればそれは、客観性って大事だよねってことではないだろーか。恋愛モードになるとどうしても客観性が欠落しがちだけれど、仕事とか相手とかに思いやりを持てるような人は、やっぱり全力で応援したくなるよね。

もう何でもいい、光が幸せになれば俺はそれで。